私のアセットアロケーションについて

私のアセットアロケーションについて

2020年6月13日
【Investment】投資
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資産配分と役割

クラス配分
株式60~70%
不動産5~10%
債券15~20%
5%
キャッシュ5~10%
アセットアロケーション

攻めの資産である株式と不動産(REIT)の比率を75%、守りの資産である債券、金、キャッシュの比率を25%とすることで、パニック相場に耐性を持たせつつ平均的なリターンを得られるような構成にしています。

以下に各クラスの役割を説明します。

株式

株式を組み入れる理由は圧倒的なリターンを得られるからです。

以下に非常に参考になるデータがあるのでご覧ください。

こちらはジェレミー・シーゲルの名著「株式投資の未来」の中にある、各資産クラスへ1ドル投資した場合の200年間のリターンを表したグラフになります。

過去200年間で株式の価値は約600000倍になっています。
債券、金、現金を圧倒しています。

ちなみに日本人が大好きな現金に至ってはインフレで価値が10分の1以下になっています。
まあ日本人の大半はこのインフレの威力を知らないのでゼロ金利の銀行に預金しているわけです。
平均読書時間6分の民族は伊達じゃないですね(笑)

ただし株式にも弱点があり、リーマンショックやコロナショックなどが発生した場合は暴落します。
その弱点を補うために私は他のクラスを入れています。

不動産(REIT)

REETは配当目的で組み入れています。
高配当株と同等の利回りがあり値上がり益も狙えます。

ただしパニック相場では株式以上に暴落するのでその点は留意しておく必要があります。

高配当が期待できますが暴落耐性がないことから資産比率は5~10%としています。

債券

債券はパニック相場で株の暴落に耐性を持たせるために組み込んでいます。

以下のグラフは2020年のコロナショック時の米国の株式と債券のチャートになります。

コロナショック 株式VS債券

債券は株が暴落している場面では逆の動きをします。
このため、パニック相場での私自身のメンタルを安定させる効果があります。

平均的な投資家が投資で利益を出せない理由の一つとしてパニック相場で投げ売りをしてしまうことがあげられます。

債券はこういったパニック相場で逆に価値を上げる為、株が暴落した際の資産総額の減少を抑えることができます。

また米国債券であれば2~3%の分配金が支払われます。

組み入れ目的は円高対策になります。
これは私の資産の半分以上が米国由来(株、債券、REIT)の為、例えばリーマンショックのような株安で円高になった場合ダブルパンチを受けて甚大な被害を被ることになります。
こうなった場合の対策として、円高(ドル安)時に価値の上がる資産を組み入れる必要があり、金が適任と判断した結果、金ETFへの投資も行っています。

金VSドル円

また株や債券との相関性がない資産でありインフレにも強いことも大きなメリットです。

ただし、金自体が何か利益を生み出すわけではないので保有比率は全体の5%としています。

補足ですがリーマンショック以前ならば意外にも金が一番値上がりしていています。
しかも他のクラスに大差をつけています。

クラス別価格変化率

キャッシュ

緊急時の資金になります。いわゆる命金というやつです。
会社を急にクビになっても数か月生活できる金額のみを現金として保有します。

現金の保有比率が極端に少ないのにはもちろん理由があります。
株式のところでも言いましたがインフレで資産価値が相対的に減るからです。

実際日銀は年率2%のインフレを目指しており、銀行預金の金利はほぼ0%ですので今の100万円は来年になると額面上こそ100万円ですが、来年は今の98万円分のモノしか買えないということになります。

ちなみにインフレとは何なのか?
身近な例えでざっくりと説明するとスーパーでお菓子の値段が昔より上がっていたり、値段は100円のままでも内容量が減っていたりしているあれのことです。

つまり現金は長期的に見れば一番リスクが高い資産クラスといえます。
数年後に確実に死ぬという場合を除けば資産を現金で保有する意味は全くないと私は考えています。

私が資産配分を株式100%にしない理由

私が株式よりリターンの劣る債券や金に投資するのにはもちろん理由があります。
私がリスク許容度の低い人間だからです。

それではなぜリスク許容度の低い人間だと株式100%にしてはいけないのかを説明します。

まず私は株式比率100%の投資法をゴブリン突撃部隊投資(略してゴブ突投資)と呼んでいます。

ゴブリン突撃部隊というのは遊戯王カードのモンスターです。
このカード、攻撃力は2300と高いのですが守備力が0でしかも一度攻撃すると守備表示になってしまいます。

攻撃力 2300
守備力 0

効果 このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になり、次のターンのエンドフェイズ時まで表示形式を変更できない。

ゴブ突
ゴブ突

リターンの高さなら負けないぜぇ!!

このゴブ突投資、好景気時は攻撃力2300、つまり高いリターンを得ることができます。
しかし不景気時は守備力0をさらけ出すことになります。
つまり暴落します。

ただ暴落自体は大した問題ではありません。
というのも、幅広い銘柄に分散投資されたETFなどであれば倒産して価格が0になることはまずありませんし、「株式投資の未来」にもあるように長期的に見れば株式の価格は上がっていくからです。

最大の問題は自分自身のメンタルです。
人は暴落相場になると自分の資産がどんどん減っていくのに耐えられなくなります。
その結果、どうしようもない安値で株を手放してしまいます。

コロナショックでも投げ売りしてそうな人をよく見かけまたし、私も資産の一部を投げ売りしてしまいました。
株で一番儲かっているのは死んだ人(取引できないから)とよく言われるのも納得してしまいます。

つまりゴブ突投資はそれ自体には何の問題もないのですが、落ちるときはとことん落ちるのでその下落に耐えられる精神力を持っていない投資家の場合は投げ売りして大損する。
ということになります。

なので私(下落に耐えられる精神力を持っていない投資家)は株式100%のゴブ突投資はしていません。

長期投資の場合は株式100%投資はあまりメリットがない

まずは、世界最大規模の資産運用会社であるバンガード社のホームページより引用したデータをご覧ください。

このグラフを見ていただければわかるように、株式70%と株式100%の長期的リターンはどちらも7.4%です。

そして年率リターンの範囲の下落率を比較すると株式100%のゴブ突投資は-52.8%下落していますが、株式70%の場合は-39.9%です。

つまり12.9%もの下落を抑えることができます。

同じリターンでリスクが減らせるのであれば債券を入れない手はないですよね。

まとめ

いかがだったでしょうか

投資というと株式ばかりに目が行ってしまいますが他のクラスも十分魅力的です。

特に債券については、リスク許容度の低い投資家は組み込みが必須だと思います。

投資で重要なことはどれだけ儲けれるかではなく、どれだけ損失を出さないかだと私は考えています。