楽天ポイント運用はアクティブコースとバランスコースのどちらを選択する方が良いか?

楽天ポイント運用はアクティブコースとバランスコースのどちらを選択する方が良いか?

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結論

アクティブコースかバランスコースかどちらを選ぶべきか、各々事情がある為絶対的な回答はありません。
…と言ったら身も蓋もないので、どちらに投資すべきかの基準を言います。

その基準とはポイント運用を始める時点で、5年以内にポイントを引き出す予定があるかどうか?です。

ない場合はアクティブコース、ある場合はバランスコースを選択すると良いです。

【運用期間】
5年以上→アクティブコース
5年未満→バランスコース

それでは、なぜそう言えるか?過去のデータを使用して説明していきたいと思います。

ポイント運用のおさらい

そもそもアクティブコースとバランスコースの違いですが投資している資産クラスの比率が異なっています。
アクティブコースは株式をメインに投資しており、バランスコースは債券をメインに投資しています。

この記事では内容を完結にするために

アクティブコースは株式

バランスコースは債券

と置き換えて説明していきますのでよろしくお願いします。

※ポイント運用についてより詳しく知りたい方は専用の記事がありますのでこちらを参照してください。

楽天ポイント運用は何に投資しているか?気になったので調査してみた
楽天ポイント運用って何に投資してるかよくわからない!?そんなあなたに徹底解説!
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株式VS債券の収益変動率について

株式(アクティブコース)と債券(バランスコース)どとらに投資すべきかですが、その答えは投資期間にあります。
そしてその答えは「敗者のゲーム」に載せられている各資産クラスのインフレ調整後の収益変動率グラフを見ることで知ることができます。

株式VS債券VS現金 収益変動率

このグラフから判ることは大きく分けて以下の3点です。

①どの資産クラスにおいても長期で運用すればするほど、価格変動率は抑えられる

②運用期間が長期の場合、リターンは株式が最も優れている(株式>債券>現金)

③運用期間が短期の場合、最も損失が大きいのは株式(株式>債券>現金)

ここから株式投資はハイリスクハイリターンということがわかりますが、リスクについては投資期間が長ければ長いほど低下していることも分かります。

それでは、そのリスクが他資産並みになるのはどの期間からか?

5年目からです。

これ以降は株式は他の資産クラスと比較してローリスクハイリターンとなるのです。

これはつまり株式への投資が真価を発揮するのは最低でも5年はかかるということです。

そのため、株式(アクティブコース)へするならば最低でも5年以上の運用期間を想定したうえで始める必要があります。

逆に5年未満の運用期間の場合は、運悪く暴落に遭遇した場合期間内に立て直すのが絶望的になる為、よりリスクの少ない債券(バランスコース)に投資すべきということになります。
投資期間を延長できないなどの制約がある方は”耐え忍ぶ”戦術が使えず大損する可能性が高いので、特にバランスコースをオススメします。

いやいや、短期だからこそ上げ幅も株式の方が大きいから株の方が儲けれるじゃん!と思った方。確かに仰る通りではあるのですが、その考え方はギャンブル的な考え方なので気を付けた方がいいです。

米国株なら儲けれると儲けれる以外を視野に入れず盲目的に投資した投機家たちはコロナショックで退場しています。なぜなら彼らはリスクに対して考えが甘すぎたからです。

リターンを考える場合は必ずリスクもセットで考えると良いでしょう。

アクティブコースとバランスコースの長期リターンを調査

次にアクティブコースとバランスコースを長期(25年間)で運用した場合の平均リターン及び、年率リターンの範囲を紹介したいと思います。

以下は株式と債券の組み合わせ比率の違いでどれだけのリターンの違いが発生するかのグラフになります。

アクティブコースVSバランスコース

※このデータはバンガード社公式サイト内の投資哲学の欄から引用しています

アクティブコースとバランスコースをこのグラフに当てはめると以下の様になります。

(アクティブコース)
年率リターン 7.4%
最大年率リターン範囲 40.0%~-39.9%

(バランスコース)
年率リターン 6.7%
最大年率リターン範囲 26.7%~-22.8%

長期リターンの差がどれくらいか

アクティブコースvsバランスコースの年率リターンの差は0.7%です。
ん?大差なくね?と思われたかもしれませんが長期で見ればなかなかの差が出ています。

100万円を7.4%で25年間運用した場合の資産額:596万円(1.074の25乗=5.958)

100万円を6.7%で25年間運用した場合の資産額:506万円(1.067の25乗=5.060)

差分=約90万円

つまりたった0.7%の差でも25年後には利益率にして90%の差が出ます。初期投資額1000万円ならば900万円、1億円なら9000万円…
どうでしょう?圧倒的ではないでしょうか?

※税金は計算に含まれていません

長期運用=アクティブコースは絶対的なものなのか?

長期リターンで見ればアクティブコースが圧倒的に良いことは理解できましたが、デメリットについても考える必要があります。

25年間でバランスコースの最大下落率は22.8%ですがアクティブコースの最大下落率は39.9%と倍近くあります。

長期投資するうえで暴落は避けて通ることができません。
ということはアクティブコースに投資するならば、資産の40%~それ以上を一時的に失う年があるということを理解し、そのうえで自分がそのリスクに対するリスク許容度を持っていると言える必要があります。

もしこの条件を満たすことなく投資した場合、底値圏で怖気づいて投げ売り(狼狽売り)する可能性が大いに出てきます

この狼狽売りこそが投資での最大のリスクです。

そのため、リスク許容度の低い神経質な性格の人や投資になれていない(資産が目減りすることになれていない)人であれば、例え長期投資であってもアクティブコースではなくバランスコースを選んだ方が良いと考えています。

おわりに

今回は万人に使える基準として、「投資期間5年以上かどうか」での判断基準を紹介しましたが、これだけでどうにかなるほど投資は甘くないというのも事実です。

先の章で述べたように投資家の性格によって、リターンを優先、リスク低減を優先と優先すべきものは変わっていくからです。

性格や投資経験以外にも、年齢、保有資金、家族構成等によって何に投資するのがベストかは変わってくると思います。

つまり優れた投資商品=あなたにとって優れた投資商品とは必ずしも言い切れないということを理解しておくことが大切です。

今回の記事作成に参考にした書籍・サイト

・敗者のゲーム

各資産クラスのリターン比較で使用

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敗者のゲーム原著第6版 [ チャールズ・D.エリス ]
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・バンガード社公式サイト

投資哲学を引用

バンガードからのお知らせ – 金融商品取引業の廃業についてのお知らせ
www.vanguardjapan.co.jp

※投資は自己責任でお願いします