あなたが株式投資で負け続ける根本的な理由【すごい無意識】

あなたが株式投資で負け続ける根本的な理由【すごい無意識】

2020年12月10日

最近読んだ本を実生活で活かすことを目的として紹介していきます。

今回紹介する本は「すごい無意識」という本です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

なぜかうまくいく人のすごい無意識 [ 梯谷幸司 ]
価格:1650円(税込、送料無料) (2020/12/7時点)


この本の内容は、メタ無意識をコントロールすることで、物事を自分のうまくいく方向へコントロールすることができる。といったものになります。

この本によると

潜在意識をコントロールすることで、ガンも治る

思考は具現化する。デスクトップを札束にした人は、保険金で大金がはいってきた

という、「いや、それはさすがにねえだろw」と思えるような内容もありますが、共感できる部分、実生活に活用できる部分もありましたので、備忘録がてら紹介したいと思います。

今回のテーマは

なぜあなたが株式投資で負け続けるのか?外的基準で選んでいるからです。

若干煽っていますが、搾取している人間、されている人間をみるとどうもムカムカしてくるたちの人間ですのでご容赦ください(笑)

考える人
考える人

こんなこと言ってるといつかTwitterとかでしょうもない奴に絡まれそうですね

※この記事は本の内容説明よりも、本を読んだ知識を投資でどうやって生かせるかを目的に書いています。

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投資は内的基準と外的基準で結果に大きな差が生まれる

物事を判断するとき、外的基準と内的基準の2つの基準が存在します。

内的基準:物事を判断するとき自分で決める

外的基準:物事を判断するときは他人に決めてもらう

そして投資全般、特に銘柄選定においては内的基準で行いましょうということです。

よく”投資は自己責任”といいますが、これはつまり内的基準で判断してくださいね。ということです。

なんで外的基準じゃだめなの?

そんな疑問に答える為、投資信託の買付を例にして内的基準の大切さを説明したいと思います。

同じ投資先でも異なる結果を生む

AさんとBさんは同じ投資信託を毎月同じ額積み立てを始めました。

1年後、二人の運用がどうなっているか確認しに行くと、Aさんの方は変わらず積立投資をしていましたが、Bさんの方はその銘柄で大損した挙句他の銘柄に乗り換えていました。

なぜこんな違いが起きてしまったのでしょう?

そこで二人に「あの時なんでこの投資信託を保有しようと思ったのですか?」と質問したところAさんとBさんでは回答に明確な違いが現れました。

以下が二人の銘柄選定理由になります。

二人の銘柄選定方法

Aさんの場合

Aさんは「自分に合った投資先はどこだろう」という考えのもと、投資信託の銘柄リストの中から自分が求めている条件でフィルタリングし厳選。
その後、目論見書をしっかりと確認し、「これは自分の求めていた投資先だ!」と納得し、積立を開始しました。
積立額についても、Aさんの経済状況を考えた上で設定しています。

Bさんの場合

対してBさんは「みんなは何に投資しているんだろう」という考えのもと、YouTubeやブログをでオススメされている投資信託を鵜のみで選定
「インフルエンサーの〇〇さんが言っているから間違いない」という考えのもと、投資先も銘柄や目論見書のようなめんどくさそうな書類はスルーして積立を開始しました。
積立額は「投資 積立 月何円 平均」で調べて出てきた額を積み立てています。

最初は二人とも順調に運用していましたが、ある日を境に状況は一変します。

そう、金融危機が発生し、投資信託の基準価格は大きく下落したのです。

この状況下で二人はどういった行動をとったかというと、

Aさんの場合

「基準価格は下落してしまったけど、自分は長期投資だから関係ないな。ただこの金融危機が自分の運用方針に影響を与えているかもしれないから念の為調べておこう」

Aさんは調査を行い、結果運用開始当初の方針に狂いがない事を確認、通常通り積立を実施

Bさんの場合

「うわあ…どうしよう、めちゃくちゃ損しているよ。今後の見通しがどうなるかインフルエンサーの動画を確認してみよう」

(確認後)

「もっと下がるって言ってる!、Twitterでもみんな売った方がいいって言ってるから、全部売っちゃおう」

というやり取りがありました。

Aさんは自分の運用方針という内的基準で投資を行っている為、マーケットの好調・不調に限らず積立を行うことができましたが、
Bさんは人気だから・インフルエンサーが紹介しているからという外的基準で投資を行っている為、人気がなくなったり、インフルエンサーが他の銘柄を紹介しだしたら、今まで行ってきた投資を投げ出してしまいました。

そして、”人気がない”というのは、当然買いたい人がいないという状況ですので、安値です。つまりこの時に売るというのは二束三文で売るということになります。
同じように、インフルエンサーが紹介しているというのは”注目度が高いから”紹介しているわけなのでイコール人気が高く割高です。つまりこの時に買付するというのは割高な値段で買うということになります。

Bさんはその後、インフルエンサーが紹介していた別の投資信託を買付することにしました。
確かにこの新しく買付した投資信託はプラスリターンになっていますが、前の投資信託の損失分をトータルすると大きく負けてしまっています。

このように、同じ銘柄でも外的基準と内的基準、どちらで判断したかによってその後の結末が大きく変わってしまいます。

実際に外的基準投資家は大損している

でも今までの話って所詮作り話でしょ?
現実は違う気がする!

と思われた方、今年現実世界でも、上の例えに似たような出来事が発生しています。

それが2019年末ごろに投資系YouTuberによって発生した高配当株投資ブームです。

このころは米国高配当株ETF(SPYD,HDV,VYM)が非常にもてはやされていました。

今(2020年末)では信じられませんが実際流行っていました。

その当時はパフォーマンスが良かったんじゃないの?

確かにその当時はパフォーマンスは悪くありませんでしたが、その当時でもハイテクETFのQQQやVGTの方が圧倒的にパフォーマンスは良かったです。

どれくらいパフォーマンスに差があるのか比較してみましょう。

比較するのはバンガード社の高配当ETFであるVYMハイテクETF(情報技術セクターETF)のVGTです。

バンガード社公式サイトから引用しており、このリターングラフは分配金をすべて再投資、つまり複利運用したものになります。

VYM:10年間リターングラフ

VGT:10年間リターングラフ


今では倍の差が開いてしまっていますが、その当時でもトータルリターンは10000ドルの開きがあります。

私はトータルリターンで投資先を判断する人間なので

青瓶
青瓶

なんでわざわざトータルリターンで劣る商品をこぞって買ってんの?

と、とても疑問に思っていました。

そもそも配当金を再投資するとなると、税金で約20%、米国株の場合は二重課税で約30%も取られてしまうので高配当株ETFというのは相対的に不利になります。

その時、QQQやVGTなどのハイテクETFが巷でどのように言われていたかというと

分配金が少ないので配当金再投資による複利の効果を受けずらい

みたいな理論が結構出回っていました。

そして、コロナショックが到来、高配当株ETFは地を這い、ハイテクETFはV字回復するという状況になったとたん、怒涛の高配当株ETF叩きが始まります。

なんなら高配当株ETFを持っているだけで

SPYDなんて持ってんのww

と馬鹿にされる始末です。

こういうのは良くないですよね。

今では高配当株投資家は見る影もありません、ほとんどハイテク株投資家になってしまいました。

じゃああの時の彼らはどこに行ったの?
という話ですが、おそらくハイテク株投資家へジョブチェンジしています。

実際、私がよく見ていたYouTuberの方もコロナショックを機にジョブチェンジしていました。

なんでこれほどまでに、高配当株投資家がいなくなったか?

外的基準で高配当株ETFを買っていたから

なんですね。

結局、インフルエンサーに勧められるがままに銘柄選定しているので、彼らのビジネス対象が高配当株からハイテク株に移った時点でそれに追従するわけです。
そうして狼狽売りするわけです。

んで、肝心なのはこれが儲かるのか?ですよね

ではご覧ください。

SPYD vs QQQ 2020/3~2020/9

これはコロナショック前の最高値から、直近のNASDQ100の最高値である9月初旬までのチャートです。
SPYDがボロ負けしているのは一目瞭然です。

これを目の当たりにした投資家達は我先にQQQに乗り換えるわけです。
ちなみにこの時期はNASDQ最高値更新!!なんかをタイトルにした記事や動画がわんさかあげられています。

SPYD vs QQQ 2020/9~2020/12(執筆時点)

はい、逆転されてしまっています。

9月初旬がNASDQ100の最高値ですので若干不利な状況ではありますが、SPYDは11月を境にグングン上げています。この上げはQQQの上げより大きいです。

つまりですよ。

元からSPYDを保有して現在も持ち続けている投資家
元からQQQを保有して現在も持ち続けている投資家

この2つのタイプの人に対して
SPYDの人気がなくなった時に狼狽売りして、人気絶頂のQQQに乗り換えた投資家

というのは圧倒的にパフォーマンスが劣ります。

つまり儲かってないです。というか大損してます。

コロコロ銘柄を入れ替えることでリターンが悪化するというのは何も私の持論というわけではなく、投資家であればだれもが知っているであろう「敗者のゲーム」にも記載があります。

ただ、たとえそれを理解していたとしても、ハイテク株に流れが来ている状態で高配当株ETFを保有し続けることができる投資家ってのは、当たり前ですけど内的基準の人だけなんですよ。

高配当株ETFを保有することで自分はどうしたいか?が明確化されていますからね。
別にマーケットの調子が悪くても、その方針に揺るぎはありません。

内的基準により目的地が決まっていれば、たとえ雨が降っていても”航路”を守ることができます。
外的基準により誰かの言いなりになっていた場合、雨が降ったら目的値を見失い、”航路”を守ることはできなくなります。
それだけのことです。

銘柄選定をするとき、流行やパフォーマンスという外的基準で選んでしまいがちです。
しかし、真にやるべきことは自分と向き合って、自分はどういったものに自分のお金を投資していきたいのかを明確化し、内的基準で選べるようになることです。

それこそが、投資で失敗しない為の近道だと私は考えていますので良ければ参考にしてみてください。