週休三日制導入試験の大成功からみる生産性の低い無駄な労働について考えてみる

週休三日制導入試験の大成功からみる生産性の低い無駄な労働について考えてみる

どうも青瓶です。

先日こんな素晴らしい記事を見つけてしまいました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/02513c2c13b1f389476b217d040ae205bd4e2f00

記事の内容としては、北欧アイスランドで大規模な調査が行われたそうです。
その内容とは休みを週休三日にするというもの。
しかも給料そのまま!
これは従業員にとっては夢のような試みですが、事業者にとっては休みの分生産性が落ちるのでマイナスだろうと思ったのですが、ところがどっこい!
生産性は落ちなかったんですよ。

というのも、5日の仕事を4日でこなす為に、無駄な会議や要らない作業を廃止していったそうなのです。
つまり働き方改革が行われたということです。

ということで、従業員は働く時間が1日減って、事業者は効率的な経営ができるようになったと。
うむ、これは素晴らしい。

……

いや!ちょっと待て!
ということは、ということはですよ?

逆に言えば、今まで4日でできる仕事を5日もかけてやっていた..ということになりますよね??

つまり無駄な仕事をやっていて長時間労働になっていたと!
その読みは当たっていて、やはりアイスランド、無駄な仕事ばかりしていたようです。

アイスランドは他の北欧諸国に比べて長時間労働の習慣が根強く、生産性の低さも問題となっていた。

Yahoo!ニュースより

で、この状況、すごく当てはまる国がありますよね?
そう我が国、日本です。

ということで、我が国の労働生産性がどれ程のものか調査した資料があったので確認してみました。

労働生産性の国際比較2020。日本生産性本部では、生産性に関する調査研究・提言を行っています。
www.jpc-net.jp

そしてこの資料を確認したところ驚くべきことが判明したのです!

ななんと、労働生産性が低いとdisられていたアイスランドよりも日本の方が低いんですよ(笑)

OECD加盟国の労働生産性の比較にて、アイスランドは15位の107,952ドルなのですが、対して日本は26位の81,183ドル
G7最下位です(笑)

ちなみに1位はアイルランド(※アイスランドではない)で187,745ドル、つまりアイルランドの半分以下の生産性しかないということです…
超大国アメリカは3位で136,051ドル、日本の1.7倍の生産性があります。

というかなんなら新興国のトルコ(23位)や韓国(24位)にも負けているという始末です。

青瓶
青瓶

流石に低すぎる
日本ほG7の中で最弱、G7の面汚しよ…

まあなんでこんなことになったのか?と言えば私を含め労働者の皆さんもお察しの通り、無駄な仕事が無駄に多いからですよ。
アイスランドが無駄な仕事が多いといわれていましたがそれ超越するレベルで、無駄な仕事が多いというわけです。

無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!!!

例えば先ほども言われていた会議、9割は無駄です。
というか9割の会議は惰性で行われています。

↑という名の本が出ていました(笑)

何の為に毎週行われるのか理解不能な惰性会議とか無駄に参加者が多い無駄な会議とかはどの会社でもあるのではないのでしょうか?
こういう会議は速攻無くして欲しいですね。

でもそう言うと

○○の時に役に立つ

みたいなことを言う人が必ずいるんですよね。

何かを捨てようとすると、○○の時に役立つ、とか。
何かを削減しようとすると、○○の時どうするの?とか。

こういう人ってコスト意識が低いんですよね。
例えば会議をやることによるメリットは確かにあります。

でも何かをやるということは当然コストがかかるわけで、”やらない”を選択すればコストを浮かせることができるわけです。
だから会議をやるならば、

◯人を◯時間拘束して得られるコスト<◯人を◯時間拘束して得られる結論

でないといけないわけですが、それを把握して会議をやっている人間がどれだけいるのでしょうか?
ほとんどいないです。
ほとんどないからこそ、G7ダントツ最下位の26位なわけです。

これと同じで不要な業務の削減も同じで

Aという業務を行うことで支払うコスト<Aという業務を行うことで得られる利益

Aという業務を行うことで支払うコスト<Aという業務を行わないことで発生する損失

となっていることが必要なわけです。
でも何にコストをかけるべきで、何にコストをかけるべきではないのか?これをしっかりと理解している人は残念ながらあまり多くは無いように感じます。

例えば設備の安全点検なんかはコストをかける価値があります。
安全点検を行わず労働災害が発生した場合、会社や従業員が大きな損失を受けるからです。
場合によっては会社の信用問題にかかわるレベルになるので、例え発生確率が極端に低くても時間をかける価値があります。
でも実際は、まあ大丈夫だろう。とか自動制御だから問題ない。と楽観視して大事故につながるわけです。
製造業では労働災害の報告が結構な頻度で上がってくるのですが、その原因は確認不足が大体を占めています。

ということで何にコストをかけるべきで、何にコストをかけるべきでないかという問題は結構重大な問題でここを制することが出来れば週休三日へグッと近づくと思います。

そんなわけでまとめると

週休三日の実験は休みを増やすのではなく、無駄な労働を削減し本来あるべき労働時間に戻す試みだったということです。

技術革新でなんでも高速化、自動化している現在でPCもなく紙と鉛筆で仕事をしていた何十年前と労働時間が変わらないというのはどうもおかしな気がしてならないですね。
私にはパーキンソンの法則で無駄に仕事が増えていっているようにしか思えないです。

日本は何をやるにせよ初動が遅いので週休三日が実現するにしても数十年後とかになりそうですが、従業員と事業者双方にメリットがあるならば早いところ実現して欲しいと思っています。