なぜほとんどの20代は資産形成できないのか?(実態調査編)

なぜほとんどの20代は資産形成できないのか?(実態調査編)

どうも青瓶です。
最近つくづく思うのですが20代の若者、ほとんど資産形成できていないですよね。

ネットで調べたところ

20代の資産額(※預金、保険、株式含む)の中央値は81万円だそうです。

20代で社会人になり、将来のお金について興味を持ち始めた人もいることでしょう。ここでは、20代の独身者の貯蓄データをもとに、これからのお金の備え方についてお伝え…
news.mynavi.jp

す、少なすぎやしないか?

まあでも当の本人たちは何とも思っていないんでしょうね。

青瓶
青瓶

そんな資産で大丈夫か?

イーノック
イーノック

大丈夫だ。問題ない。

とはいえですね、このデータ少しカラクリがあって収入がない人間も調査対処となっています。

収入(万円)人数平均値中央値
なし6190
~300369765
300~50017216457
500~75029424351
750~1000255
1000~12002750750
1200~210001000
20代の収入別貯蓄額の分布 参考:マイナビニュース

調査人数637人のうち61人が収入がない人です。
恐らく学生でしょう。

で一番人数が多い年収300未満についてもバイトをしている学生や、結婚してパートをやっている若奥様なんかが結構いると思います。
この人たちは学業や家事の合間にお金を稼いでいるだけなので資産形成うんぬんの話に入れるのは筋違いがと思うので排除します。

年収300万円以上の人間は会社員や事業主として、つまり本業としてお金を稼いでいる人間であると想像できるのでこちらに絞って話をします。
その中でも特に調査人数の多い年収300~500万円の人間にスポットを当てて話を進めます。
私自身年収400万円ということで話もしやすいですしね。

にしても20代で年収1000万円越えの人間って何の仕事してるんだよ…すごいなぁ

本題に入るわけですが年収300~500万円の人間の資産状況が酷すぎます。

年収300~500万円の資産額は先ほどの表から以下のようになります。

平均値 164万円
中央値 57万円

この数値をどう思いますか?
私はとても少ないと感じています。

まあこれについても新卒と29歳では同じ年収でも資産額に大きな開きがでますからね。
もう少し深堀する必要がありそうです。
ということで30代で年収300~500万円の人間はどうか調べたところ

平均値 329万円
中央値 187万円

という結果になっています(対象人数178人)

ほとんど資産額が進歩していないですね。

この結果を見る限り、20代で資産中央値57万円というのは新卒で貯蓄期間が短かったから少ないとかそういう問題ではなく、基本的に何年も働いていて貯蓄に回せたのが57万円ということなのでしょう。

で、これを見てどう思いますか?
妥当ですか?

私はありえない(くらい低い)と思っています。
先に言った通り私の年収は400万円でこのデータに乗っている人と同じく平均的な年収なわけですが、このタイプの給料って恐らく

手取りの月給が20万円前後で手取りのボーナスが年間100万円

とか

手取りの月給が25万円前後で手取りのボーナスが年間50万円

とかだと思うんですよね。

ってことは、前者のタイプなら毎月の生活が月給をすべて使うくらいカツカツだとしても、夏と冬のボーナスのうちどちらか一方(50万円)を貯蓄に回せばたった1年でこの達成可能です。
後者のタイプならボーナスはローン返済や旅行に使って毎月の給料から5万円貯蓄に回すだけで達成可能です。

年収が300~500万円もあるのに(特に400万円以上ある人)3年以上働いて100万円程度も貯めれないってのは、もう…何か重大な欠陥(身の丈に合わない支出が存在)を抱えているくらいに思えてしまいます。

巷では年間100万円貯めれることですらなんかすごいらしいですが、私からすれば年収400万円あるなら年間100万円貯めるというのは家計管理がしっかりできていれば余裕で達成可能です。
というか、家賃と車という二大支出を大幅に抑えれる状況下を作ることが出来れば年間100万どころか年間200万円以上も達成可能です。

私の理論で言えば、大卒で年収400万円なら30歳になるころには500万円の資産はあってもおかしくないと思っています。
※20代の就職期間である8年間(22歳→30歳)のうち新卒より3年間はお金の勉強期間として貯蓄を免除したうえで残りの5年間で毎年100万円を貯金(100万円×5年)
※年間100万円の内訳:ボーナス50万円(夏&冬25万円ずつ)+毎月約4万円の貯金で達成可能

でも現実はそんなことは全くなくて何なら1ランク上の年収500~750ですら中央値は351万円です。

じゃあなんで私の理論と現実にここまでの乖離が生じてしまうのか?

その理由は日本の20代の若者(というか日本人全般)が4つの問題を抱えているからです。

そして以下が日本人が抱える4つの問題です。

1.資産の持つ力を理解していない

2.欲望を制御できない

3.長期的な目線で物事を考えることが出来ない

4.現状維持すれば何も問題がないと考えている

この4大資産形成阻害要因により20代の9割以上がまともな資産を持たないまま、家購入、結婚、出産、育児等々の本格的に支出が必要となってくる30代に突入することになります。
で、この30代に突入した場合、資産形成の難度というのは20代よりも遥かに圧倒的に難しくなるわけです。

20代の支出というのは趣味や飲み、デートなどの生活必需以外の支出ですが、30代の支出は家のローンや養育費は必ず支払う必要がある支出だからです。

こうなってしまうと例え危機感を覚えて節約や貯蓄をおこなったところでその効果は20代には遠く及ばず、さらに言うと投資の運用成績なんかも加わるとその差はどんどん開いていきます。
なにしろ30代以降は老後を迎えるまで固定された支出というのが多すぎますからね。

節約に舵を切りたいと思っても30代の家計は家や家族を運搬しているタンカーのようなものです。20代の家計の自分しか乗っていないカヌーとは操作性がまるで違います。舵を右に切ったからすぐに船が右に向かって進むなんてことはないのです。

そういったことから、まだ自由が利く20代のうちに資産形成の有用性というか必要性に気づき、そして資産形成に必要な行動を一刻も早く実行する必要があります。
これよりその後の人生を歩む上での”選択肢”という名の自由が大幅に増やすことができます。

今回は実態調査編ということでここまでにしますが、別にこの4つの問題について深堀りした記事を出していきます。